【緊急サイン】と書かれたメールを恐る恐る開けてみました。するとそこには予想もしなかった内容が書かれていました。
「今回の相場変動で過去最大のドローダウン(資金の減少)が生じています。つきましては一時的にシステムを休止しますので、取引中のポジションはすべてキャンセルして下さい」
初めて読んだとき、良く意味が分かりませんでした。3回ほど読み直して、ようやく頭の中で理解できました。
別に怒りはありませんでした。システムトレード提供会社がそう判断している訳ですから。「もう限界だ」と【何らかの根拠によって】そう判断されたのでしょう。
しかし納得がいかなかったのは、「過去最大のドローダウンのためのシステム休止」です。
ドローダウンは最初から覚悟していました。投資には元本割れはつきものです。
実際、かなり資本金は減っていました。ユーロバブル崩壊直前まで8万円のプラスでしたが、システム休止時にはマイナス16万円でしたので、短期間の間に24万円のマイナスが生じたことになります。
しかし、こんな急変動する相場だからこそ「システムトレード」が活躍するのではないでしょうか?
今まで個人投資家が経験したことの無いような「暴落」の際にこそリスクを抑え、リターンを最大限にえられるように計算し指示を出すのが「システムトレード」なのではないでしょうか?
過去に例がない幅での為替変動が生じると「過去最大の値動きのためシステムは休止」してしまうのでしょうか? そうであれば過去は語れても、未来への道しるべとはなりません。
こんなことを感じつつも、サインはサインなのでそれに従い、全てのポジションを決済し、発注済みの注文も全てキャンセルしました。
システムトレード提供会社からは、現在のところ原因の究明と今後の対策を行っているという連絡がありました。
約1ヶ月で何らかの回答を出す、ということですのでそれまでは「待ち」ですね。相場の動きを注視しつつ、キャリートレードだけは続けていきたいと思っています。
次のページでは、自分なりに考えた「FXシステムトレードの限界」と「今後の対策」について述べたいと思います。
FXシステムトレード体験談 記事一覧
FXとの出会い
FXで初めての損切り
キャリートレード派への転向
FXシステムトレードとの出会い
FXシステムトレードの実際とその魅力
ユーロバブルの破綻
最大ドローダウンの体験(現在閲覧中のページ)
FXシステムトレードで学んだこと
