ポートフォリオの手法とは
スワップ金利で儲けるときのテクニックのひとつに、「FXポートフォリオ」という手法があります。
FXポートフォリオとは、複数の通貨ペア(ドルー円、オーストラリアドルー円、ユーロ円など)を組むことによって、ひとつの通貨の相場変動でスワップ金利が飛んでしまっても、他の通貨のスワップ金利で補填してくれるような状況を作り出してくれるシステムです。
スワップ金利は安全で比較的簡単に儲けることができそうにみえますが、実は、為替相場変動によって儲けが吹っ飛んでしまう不安定要素も抱えているのです。
しかし、FX初心者で、相場を必死で追ったりせずに、なるべく楽をして儲けたいという方には、ぜひ一度試してもらいたい方法のひとつといえるでしょう。
FXポートフォリオで、複数の通貨を組み合わせるときの重要ポイントは、逆相関、つまりお互いに逆に動いている通貨を組み合わせることです。
逆相関によって、片方の通貨が下がっているときに、もう一方の通貨が上がるので、相殺されて大損せずに、スワップ金利が入ってくるという仕組みです。
実践するにあたって、具体的にどの通貨とどの通貨を組み合わせれば良いのかを調べることになります。
基本的には、過去の実績に基づいた「多変量解析」という統計理論を使って計算するのですが、FX初心者にはちょっと難しいかと思います。
なので、FXのベテランが使っているツール(実は多変量解析はExcelの関数で計算できます)を借りるか、情報交換サイトなどをこまめにチェックして、最適な通貨ペアを決める方法が良いでしょう。
ひとつ例を挙げると、たとえば、ドル/円、オーストラリアドル/米ドルとの組み合わせがあります。
オーストラリアドル/米ドルが上がってると、ドル/円は下がることが多いのです。
この場合、ドル/円でスワップ金利が飛んでも、オーストラリアドル/米ドルのスワップ金利が補填してくれるので、簡単には負けないということになります。
FXポートフォリオは、単に通貨ペアで安全を図るという主旨だけではなく、資産の分割保有による安全措置という意味合いも含んでします。
FX初心者にとっては、複数通貨ペアを自己管理するのはなかなか大変かもしれませんが、安全措置としてのポートフォリオは検討に値すると言えます。